Social Governance Governance
KDDIのCSR重要課題
KDDIは重点的な取り組みとして、4つのCSR重要課題を定め ました。
事業活動に関わるさまざまな課題の中から、社会的な関心が 高く、かつKDDIが社会とともに持続的成長を目指すための 課題を定めています。
本統合レポートに掲載していないESG詳細情報については、 下記WEBサイトをご参照ください。
http://www.kddi.com/corporate/csr/
ガバナンス
コーポレート・ガバナンスの強化は、持続的な成長と中長期 的な企業価値向上のための重要な課題です。KDDIは、金融商 品取引所の定める「コーポレートガバナンス・コード」の趣旨 に賛同し、透明性・公正性を担保しつつ、迅速・果断な意思決 定を行う仕組みの充実に努めています。
P22 役員
P24 コーポレート・ガバナンス P28 コンプライアンス
P29 リスクマネジメント/内部統制 P30 情報開示とIR
P31 【重要課題】安定した情報通信サービスの提供 主要指標(KPI):
災害対策訓練において抽出された課題改善率 目標
100
%→実績100
%P32 【重要課題】多様な人財の育成による活力ある 企業の実現
主要指標(KPI):
女性ライン長数(女性ライン長比率) 目標
90
名(7%)→実績:94
名(7.1%)P34 【重要課題】安心・安全な情報通信社会の実現 主要指標(KPI):
「KDDIスマホ・ケータイ安全教室」 ジュニア向け講座満足度
目標
90
点→実績:93.5
点 シニア向け講座理解度 目標83
%→実績:83.1
%P35 【重要課題】地球環境保全への取り組み 主要指標(KPI):
2017年3月期までに電力消費量を抑制
(省エネ対策を講じない場合との対比)
目標
30
%→目標達成ペースで進捗中
Environment
ESG
重要課題
安定した情報通信サービスの提供
• 安定的な情報通信サービスの提供
• 大規模災害時の対応 重要課題
多様な人財の育成による活力ある企業の実現
• ダイバーシティ
• 多様な働き方の推進
• 少子化・高齢化
• 労働安全衛生 重要課題
安心・安全な情報通信社会の実現
• 安心・安全な情報通信サービス・商品
• 青少年の健全な育成支援(有害情報対策など)
• シニアのデジタルデバイド解消 重要課題
地球環境保全への取り組み
• 気候変動問題
• 生物多様性
• 製品・サービスの環境負荷低減
• 廃棄物削減・再資源化
(2016年6月22日現在)
役員
取締役
小お の で ら野寺 正ただし
取締役会長
所有する当社株式数 241,200株 1948年 2月生
2001年 6月 当社代表取締役社長 2005年 6月 当社代表取締役社長 兼 会長 2010年12月 当社代表取締役会長 2013年 6月 京セラ株式会社取締役(現任) 2014年 6月 株式会社大和証券グループ本社
取締役(現任) 2015年 6月 当社取締役会長(現任)
田た な か中 孝た か し司
代表取締役社長
所有する当社株式数 53,200株 1957年 2月生
2007年 6月 当社取締役執行役員常務 2010年 6月 当社代表取締役執行役員専務 2010年12月 当社代表取締役社長(現任) 2013年 6月 当社渉外・コミュニケーション
統括本部長(現任)
両もろずみ
角 寛ひろふみ文
代表取締役執行役員副社長 所有する当社株式数 28,400株 1956年 5月生
2003年 6月 当社取締役執行役員常務 2007年 6月 当社取締役執行役員専務 2010年 4月 当社コーポレート統括本部長(現任) 2010年 6月 当社代表取締役執行役員副社長
(現任)
髙たかはし
橋 誠まこと
代表取締役執行役員副社長 所有する当社株式数 25,000株 1961年10月生
2007年 6月 当社取締役執行役員常務 2010年 6月 当社代表取締役執行役員専務 2016年 4月 当社バリュー事業本部長 兼 経営戦略本部担当(現任) 2016年 6月 当社代表取締役執行役員副社長(現任)
石いしかわ
川 雄ゆうぞう三
代表取締役執行役員副社長 所有する当社株式数 37,200株 1956年10月生
2010年 6月 当社取締役執行役員常務 2011年 6月 当社取締役執行役員専務 2014年 6月 当社代表取締役執行役員専務 2015年 4月 当社コンシューマ事業本部長 兼
事業統括部担当 兼
ソリューション事業本部担当 兼 メディア•CATV推進本部担当 兼 商品•CS統括本部担当(現任) 2016年 6月 当社代表取締役執行役員副社長(現任)
田た じ ま島 英ひでひこ彦
取締役執行役員専務
所有する当社株式数 12,500株 1954年 2月生
2010年 4月 当社執行役員 2013年 4月 当社執行役員常務 2013年 6月 当社取締役執行役員常務 2016年 4月 当社グローバル事業本部長(現任) 2016年 6月 当社取締役執行役員専務(現任)
内う ち だ田 義よしあき昭
取締役執行役員専務
所有する当社株式数 11,700株 1956年 9月生
2013年 4月 当社執行役員 2014年 4月 当社執行役員常務 2014年 6月 当社取締役執行役員常務 2016年 4月 当社技術統括本部長(現任) 2016年 6月 当社取締役執行役員専務(現任)
東し ょ う じ海林 崇たかし
取締役執行役員常務 所有する当社株式数 9,600株 1958年 9月生
2010年10月 当社執行役員
2011年 4月 当社ソリューション事業本部長
(現任) 2014年 4月 当社執行役員常務
2016年 6月 当社取締役執行役員常務(現任)
村むらもと
本 伸しんいち一
取締役執行役員常務 所有する当社株式数 7,600株 1960年 3月生
2010年10月 当社執行役員 2016年 4月 当社執行役員常務
コーポレート統括本部副統括本部長
(現任)
2016年 6月 当社取締役執行役員常務(現任)
取締役・諮問委員会の構成
氏名 新任 代表権 独立役員 社外役員 業務執行 指名諮問委員会 報酬諮問委員会 その他
小野寺 正 ◯ ◯ 取締役会議長
田中 孝司 ◯ ◯ ◯ ◯
両角 寛文 ◯ ◯
髙橋 誠 ◯ ◯
石川 雄三 ◯ ◯
田島 英彦 ◯
内田 義昭 ◯
東海林 崇 ◯ ◯
村本 伸一 ◯ ◯
久芳 徹夫 ◯ ◯ ◯ 報酬諮問委員会議長指名諮問委員会副議長
小平 信因 ◯ ◯ ◯ 指名諮問委員会議長報酬諮問委員会副議長
福川 伸次 ◯ ◯ ◯ ◯
田辺 邦子 ◯ ◯ ◯ ◯
根元 義章 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯
監査役
小こばやし林 洋ひろし
常勤監査役
所有する当社株式数 10,800株
久く ば芳 徹て つ お夫
取締役
所有する当社株式数 7,500株 1954年 2月生
2008年 6月 京セラ株式会社取締役 兼 執行役員専務
2009年 4月 同社代表取締役社長 兼 執行役員社長
2013年 4月 同社代表取締役会長(現任) 2013年 6月 当社取締役(現任)
小こだいら
平 信のぶより因
取締役
所有する当社株式数 0株 1949年 3月生
2010年 6月 トヨタ自動車株式会社専務取締役 2011年 6月 同社取締役・専務役員 2012年 6月 同社代表取締役副社長 2013年 6月 当社取締役(現任)
2016年 6月 トヨタ自動車株式会社取締役(現任)
福ふくかわ
川 伸し ん じ次
取締役
所有する当社株式数 4,800株 1932年 3月生
1988年 6月 通商産業省事務次官退官 1988年12月 財団法人地球産業文化研究所顧問
(現任)
2002年11月 日本産業パートナーズ株式会社 取締役会長(現任)
2003年11月 学校法人東洋大学評議員(現任) 2012年12月 学校法人東洋大学理事長(現任) 2014年 6月 当社取締役(現任)
田た な べ辺 邦く に こ子
取締役
所有する当社株式数 900株 1945年 4月生
1973年 3月 弁護士登録
1982年 2月 田辺総合法律事務所入所 パートナー就任(現任) 2003年 6月 大同メタル工業株式会社監査役
(現任) 2015年 6月 当社取締役(現任)
根ね も と元 義よしあき章
取締役
所有する当社株式数 0株 1945年12月生
1995年 4月 東北大学大学院情報科学研究科教授 2000年 4月 東北大学情報シナジーセンター長 2004年 4月 東北大学教育研究評議会評議員 2008年 4月 東北大学理事
2012年 4月 独立行政法人情報通信研究機構 耐災害ICT研究センター長 2016年 6月 当社取締役(現任)
石い し づ津 浩こういち一
常勤監査役
所有する当社株式数 10,600株
山やました
下 章あきら
常勤監査役
所有する当社株式数 0株
髙た か の野 角か く じ司
監査役
所有する当社株式数 0株
加か と う藤 宣のぶあき明
監査役
所有する当社株式数 0株
社外取締役・監査役 独立役員
コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、社会インフラを担う情報通信事業者として、 24時間365日いかなる状況でも、安定した通信サービ スを提供し続けるという重要な社会的使命を担っていま す。また、情報通信事業は、電波などの国民共有の貴重な 財産をお借りすることで成り立っており、社会が抱える さまざまな課題について、情報通信事業を通じて解決し ていく社会的責任があると認識しています。この社会的使命、社会的責任を果たすためには、持続 的な成長と中長期的な企業価値向上が必要不可欠であ り、お客さま、株主さま、取引先さま、従業員、地域社会 など、当社を取り巻くすべてのステークホルダーとの対 話、共創を通じて社会的課題に積極的に取り組むことで、 安心・安全でかつ豊かなコミュニケーション社会の発展 に貢献していきたいと考えています。
現状のコーポレート・ガバナンス体制を
選択している理由
当社は、監査役会設置会社です。コーポレート・ガバナ ンスに期待されている「適正かつ効率的な業務執行」お よび「適切な監査・監督機能」の観点から、社外取締役を 複数選任し、過半数の社外監査役を含む監査役会などと 連携する体制を採用しています。
「適正かつ効率的な業務執行」については、社内取締役 を中心とする取締役会による迅速な意思決定が可能であ
コーポレート・ガバナンスの強化は、持続的な成長と 中長期的な企業価値向上のための重要な課題であると認 識しており、金融商品取引所の定める「コーポレートガ バナンス・コード」の趣旨に賛同し、透明性・公正性を担 保しつつ、迅速・果断な意思決定を行う仕組みの充実に 努めています。
また、当社は、社是・企業理念に加えて、役員・従業員 が共有すべき考え方・価値観・行動規範として「KDDI フィロソフィ」を制定し、グループ全体での浸透活動を 推進しています。
「コーポレートガバナンス・コード」の遵守と「KDDI フィロソフィ」の実践を、会社経営上の両輪として積極 的に取り組むことにより、子会社などを含むグループ全 体でのコーポレート・ガバナンスの強化を進め、持続的 な成長と中長期的な企業価値向上を実現していきます。
るという点で効率性が高く、「適切な監査・監督機能」に ついては、業務執行に係る機関に対して独立役員を含む 社外役員による多様な視点からのチェックが行われると いう点で監査・監督機能が適切に機能していると判断し ています。特に、監査役は、取締役会における議決権を有 しておらず、取締役の職務執行について客観的な監査が 可能であり、さらに、独立社外監査役は、他の経営陣から 独立した立場での監査が可能であると考えています。
コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンス体制図
(2016年6月22日現在) 選任/解任助言 選定/解職監督
指示/監督
対応指示 対応指示
対応指示 諮問
選任/解任
重要案件の 付議/報告
重要案件の 付議/報告
案件付議
選任/解任
報告 報告
報告
報告 報告
報告
報告
会計監査相当性の判断 監査
監査
監査
選任/解任
決算情報 監査
株主総会
各事業部門/グループ会社 取締役14名取締役会
(うち社外取締役5名)
指名諮問 委員会 報酬諮問
委員会 経営会議
(重要案件の審議など) 常勤取締役
*取締役執行役員7名を除く
執行役員16名*
(業務の執行)
監査役5名監査役会
(うち社外監査役3名)
監査役室
内部監査部門 代表取締役
ディスクロージャー委員会
CSR委員会
報告
企業倫理委員会
情報セキュリティ委員会
会計監査人
報告
氏名 当該社外取締役を選任している理由 主な活動 久芳 徹夫 上場企業の経営者として豊富な経験と優れた識見を有しており、これらの経験と識見を当社事業活動の監督および意思決定に生かしていただく観点から選任しています。 12回中11回出席(92%)取締役会 小平 信因 上場企業の経営者として豊富な経験と優れた識見を有しており、これらの経験と識見を当社事業活動の監督および意思決定に生かしていただく観点から選任しています。 12回中12回出席(100%)取締役会 福川 伸次 長年の行政実務および各種団体の業務執行などにより培われた豊富な経験と優れた識見を有しており、
これらの経験と識見を生かし、当社の企業価値向上に寄与いただけるとの観点から選任しています。 また、ご経歴から、一般株主と利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定しています。
12回中12回出席(100%)取締役会
田辺 邦子 法律事務所パートナーとして培われた豊富な経験と優れた識見を有しており、これらの経験と識見を生 かし、当社の持続的な成長に寄与いただけるとの観点から選任しています。
また、ご経歴から、一般株主と利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定しています。
10回中10回出席(100%)取締役会
根元 義章 当社事業と関連性の高い通信・ネットワーク工学および情報処理や、事業運営上重要な耐災害に関する高 度な識見を有しており、当社の企業価値向上に寄与いただけるとの観点から選任しています。
また、ご経歴から、一般株主と利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定しています。 -
氏名 当該社外監査役を選任している理由 主な活動
山下 章 長年の行政実務および各種団体の業務執行などにより培われた豊富な経験と識見を有しており、これら の経験と識見を、経営全般の監視と適正な監査活動に生かしていただく観点から選任しています。
また、ご経歴から、一般株主と利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定しています。 - 髙野 角司
公認会計士、会計事務所代表、他社監査役としての豊富な経験と識見に加え、各種団体の業務執行などに より培われた経験と識見を有しており、会計を中心としたこれらの経験と識見を、経営全般の監視と適正 な監査活動に生かしていただく観点から選任しています。
また、ご経歴から、一般株主と利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定しています。
-
加藤 宣明 上場企業の取締役、監査役や各種団体の業務執行などにより豊富な経験と識見を有しており、これらの経 験と識見を、経営全般の監視と適正な監査活動に生かしていただく観点から選任しています。
また、ご経歴から、一般株主と利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定しています。 - 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 社長
取締役(注2)
取締役数 53名(注3)13名 12名 11名 10名 13名 12名 13名 現在14名
社外取締役数 2名 3名 4名 3名 2名 3名 4名 現在5名
独立取締役数 1名 2名 現在3名
ダイバーシティ
の確保(注2) 女性取締役数 1名 現在1名
諮問委員会設置
役員報酬の透明性確保
KDDIフィロソフィ 2000年10月制定
(注1)1993年12月、DDI社長に就任。2000年10月にKDDI社長に就任
(注2)定時株主総会終了時点の人数を記載
(注3)2000年10月開催の臨時株主総会終了時点の人数を記載
コーポレート・ガバナンス体制の変遷
社外役員の選任理由と主な活動(2016年3月期)
2011年 報酬諮問委員会設置 2011年 業績連動型賞与導入 2011年 報酬諮問委員会設置
(年)
2013年 改定、浸透活動継続 2012年 改定プロジェクト 2002年 ストックオプション制度の導入
2015年 業績連動型 株式報酬制度導入 2015年 指名諮問 委員会設置 奧山 雄材(注1)2001年6月~ 小野寺 正 2010年12月~ 田中 孝司
諮問委員会
取締役・監査役候補の指名ならびに役員報酬の体系お よび水準について、その透明性、公正性を確保するため、 取締役会の諮問に基づき審議を行い、助言する機関とし て、「指名諮問委員会」および「報酬諮問委員会」を設置し ています。
両委員会とも、議長・副議長および半数以上の委員を 社外取締役で構成しています。
取締役および監査役候補の指名にあたっての方針
取締役・監査役候補の指名については、以下の基準に 基づき候補者を選定した上で指名諮問委員会で審議し、 さらに監査役候補については監査役会の同意を得た上で 取締役会の承認を受けることとしています。取締役候補
以下のいずれかを満たす者
・各事業分野における専門的知見と経験を有する者
・株主としての視点と経営上の知見を有する者
・ 高度な独立性と、監督者に相応しい専門的知見を有 する者
監査役候補
取締役とは独立の立場から、経営全般の監視と、より 一層適正な監査を実現し得る豊富な経験と幅広い識見を 有する者
社外役員の独立性に関する判断基準
会社法上の社外役員の要件および金融商品取引所が定 める独立性基準に加えて、当社の連結売上または発注額 に占める割合が1%以上の取引先さまの出身者は、一律、 独立性がないものとして扱っています。
関連当事者間の取引に関する方針
当社では、取締役の競業取引・利益相反取引について、 会社法を遵守し、取締役会で承認・報告することとして います。
主要株主との個別取引については、「KDDI行動指針」 における基本原則のひとつである「適切な経理処理・契 約書遵守」に基づき、特別な基準を設けることなく、他の 取引と同様の基準により、稟議で決裁しています。なお、 稟議については監査役もチェックしています。
主要株主である京セラ株式会社からは、社外取締役と してそれぞれの会社の代表取締役が就任しているため、 取締役会の包括承認と個別取引の稟議決裁の両方により ガバナンスを確保しています。
取締役会の決議事項
当社は、・会社法および他の法令に規定された事項
・定款に規定された事項
・株主総会の決議により委任された事項
・その他経営上の重要な事項
について、取締役の決議を経ることとしています。 その他経営上の重要な事項のうち、資金・事業・資産・ 出資などについては、その規模などにより重要性の判断 を行っています。
なお、重要性の判断基準は不変ではなく、法制度や当 社の置かれた環境により適宜見直しを実施し、経営の実 効性と迅速性の確保を目指しています。
取締役会の実効性に関する分析・評価
当社は、取締役会において、取締役会の実効性につい ての評価を毎年実施するとともに議論を行い、取締役会 の実効性を高めるための改善につなげています。
2016年3月期においては、上場会社の取締役会につ いて比較検討可能な知識・経験を持ち、かつ当社の取締 役会の実態を知る社外取締役および非常勤監査役から意 見を得ることにより、自社の状況を客観的に理解するべ く、アンケートによる評価を実施しました。
結果、当社取締役会は、社内外の役員からの積極的な 意見・提言により活発な議論が行われ、客観的かつ多角 的な視点から意思決定を行っているとの評価を受けまし た。よって、当社取締役会は、有効に機能していると考え られます。
一方、年度計画などのモニタリングは十分になされて いるが、「中長期的な成長戦略などについて、より一層議 論の充実を図る必要がある」、「審議に先立ち提供する情 報を充実することにより、さらに適切な議論が実現でき る」といった意見を得ております。
これらも踏まえ、当社は、取締役会の実効性の向上を 目指し、継続的に改善に取り組んでまいります。
政策保有株式の方針
当社は、お客さまにご提供するサービスの多様化・高 度化には、さまざまな企業との連携などが必要不可欠で あると考えています。
このため、政策保有株式を保有することが当社の事業 目的に資するかを総合的に判断し、当社グループ全体の 持続的な成長と中長期的な企業価値向上につながる場合 に保有することを基本方針としています。
従って、保有株式の規模・重要性などから必要性があ ると判断される場合には、取締役会において、保有の目 コーポレート・ガバナンス
2015年9月1日に本制度を開始しました。これにより、 業績連動報酬の割合を高めました。取締役の報酬体系お よび水準については、当社グループを取り巻く環境の変 化に迅速に対応しながら、持続的な成長と中長期的な企 業価値向上という経営目標に対する取締役の責任を考慮 して設定したものです。
(注) ストックオプション制度は2006年6月15日開催の第22期定時株主総会にお いて、職務遂行および業績向上へのインセンティブを高めることを目的として、 年額4,000万円以内で導入しましたが、2011年3月期以降は本制度に基づく新 株予約権の割り当ては実施していません。
取締役および監査役の
報酬を決定するにあたっての方針
取締役・監査役の報酬の決定にあたっては、役員報酬 の体系および水準について、その透明性・公正性を確保 するため、報酬諮問委員会で審議を行い決定しています。
取締役
各事業年度における業績の向上および中長期的な企業 価値の向上に向けて職責を負うことを考慮し、定額報酬 および業績連動型の役員賞与・株式報酬で構成していま す。定額報酬は、各取締役の役職に応じて、経営環境など を勘案して決定しています。役員賞与・株式報酬は、各事 業年度の当社グループの業績目標の達成度および各取締 役の役職に基づいて決定しています。
監査役
監査役の協議にて決定しており、当社の業績により変 動することのない定額報酬のみを支給することにしてい ます。
なお、当社において、投資先企業との間で株式を相互 に保有することを目的とした保有株式はありません。(た だし、投資先企業が公開市場において当社株式を取得し た場合、形式的に相互保有となることはあります。)
政策保有株式に係る
適切な議決権行使を確保するための基準
当社グループにおける事業は広範・多様であることか ら、全社で画一的な基準を設けることはかえって保有株 式の発行会社や当社グループの企業価値向上を阻害する 可能性があると考えています。このため、発行会社の意 図を尊重しながら、その時々の事業状況や発行会社との 対話の結果などを総合的に勘案して、当社グループ全体 の持続的な成長と中長期的な企業価値向上につながるか を基準に議決権を行使します。
なお、行使にあたっては、短期的な事業の利害に偏っ た判断とならないよう、経営陣のチェックが入るプロセ スを構築しており、全社的視点からの経営判断を経るこ ととしています。
役員報酬
取締役の経営責任を明確にし、業績向上に対するイン センティブを一層高めるため、2011年6月16日開催の 第27期定時株主総会において、2012年3月期以降の役 員賞与について、当該事業年度の連結当期純利益の0.1% 以内とする業績連動型の変動報酬制度を導入しました。 さらに、2015年6月17日開催の第31期定時株主総会 において、業績連動型株式報酬制度の導入が承認され、
取締役および監査役の報酬等の額
役員区分ごとの報酬等の総額、支給人数および報酬等の種類別の総額
役員区分 報酬等の総額(百万円) 支給人数 (名) 報酬等の種類別の総額(百万円)
定額報酬 賞与 株式報酬
取締役
社外取締役 44 4 44 - -
上記を除く取締役 622 10 370 140 111
合計 665 14 414 140 111
監査役
監査役 43 3 43 - -
上記を除く監査役 47 2 47 - -
合計 90 5 90 - -
※ 取締役の定額報酬の限度額は、月額5,000万円以内です
※ 監査役の報酬限度額は、年額10,000万円以内です(事業年度単位)
※ 2011年6月に導入した取締役(社外取締役を除く)の賞与は、当該事業年度の親会社の所有者に帰属する当期利益の0.1%以内で業績に連動して支払うものです
※ 取締役の業績連動型株式報酬は、2015年9月に導入しております
※ 上記以外に、役員退職慰労金制度廃止に伴う取締役および監査役に対する退職慰労金精算支給があります
報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等
氏名 役員区分 会社区分 報酬等の総額(百万円) 報酬等の種類別の総額(百万円)
定額報酬 賞与 株式報酬
田中 孝司 取締役 提出会社 119 70 27 22
コンプライアンスの考え方
KDDIは、電気通信事業者として定められている「通信 の秘密」をはじめ、法令遵守を企業経営の根幹と考え、コ ンプライアンスの体制整備と強化を進めています。すべ ての役員・従業員が常に高い倫理観を維持し、適正な職 務の執行を図るための「KDDI行動指針」に加えて、
・「KDDIフィロソフィ」の浸透活動
・組織としての一体感の醸成・コミュニケーションの改善
・違反事例の早期対応と分析・防止活動
・反社会的勢力との関係遮断
に取り組み、コンプライアンスに関する意識向上に努め ています。
KDDI行動指針
http://www.kddi.com/corporate/kddi/philosophy/principle/
コンプライアンス推進体制
KDDIグループのコンプライアンス関連事項を審議決 定する機関として、KDDIの取締役会長を委員長とする
「KDDIグループ企業倫理委員会」を設置しています。毎 年、半期ごとに企業倫理委員会を開催し、各社の状況把 握をするとともに、コンプライアンスの体制構築、強化 を支援しています。
また、「KDDIグループ企業倫理委員会」のもと、啓発活 動の方針策定やコンプライアンスに反する事項が発生し た場合の対処、社外への情報公開、再発防止策などの検 討を行っています。委員会の活動状況は、イントラネッ トを通じて全従業員に公開しています。
KDDIグループ企業倫理委員会体制図 KDDIグループ企業倫理委員会
国内子会社企業倫理委員会 海外子会社企業倫理委員会 KDDIエボルバ企業倫理委員会 KDDIエンジニアリング企業倫理委員会 沖縄セルラー企業倫理委員会
J:COMコンプライアンス委員会
KDDIまとめてオフィスグループ企業倫理委員会 CTC企業倫理委員会
KDDIフィナンシャルサービス企業倫理委員会 UQ企業倫理委員会
内部通報処理規程(企業倫理ヘルプライン)
KDDIは、2006年より、KDDI、KDDIグループ会社お よびKDDIの取引事業者の社員などを対象に企業倫理や 法令遵守についての疑問や悩みを相談する「企業倫理ヘ ルプライン」を設置し、社内窓口と外部専門家と連携し た社外窓口の2つで通報を受け付けています。2006年4 月に施行された「公益通報者保護法」に則した通報者保 護の観点も織り込み社内規程を制定し、匿名での通報も 可能としました。ヘルプライン活用に向けて、積極的な 啓発活動も行っています。2016年3月期のヘルプラインへの通報は、問い合わ せを含め27件でした。通報された案件は、企業倫理委員 会を中心にプライバシー保護に配慮しながら社内調査を 行い、問題がある場合は是正勧告、再発防止策の策定、問 題の改善などの対応を行っています。
KDDIグループの税務コンプライアンス・
租税回避防止に対する取り組み
KDDIグループは、お客さまご満足の向上と利潤を追 求するとともに、各国、各地域についての国際ルールや 税務関連法令などに従い国際的な税務コンプライアンス の維持・向上に努め、適切な納税を行い、企業の社会的責 任を果たしています。
また、BEPS(Base Erosion and Profit Shifting)各行 動計画に従い、日本を含め各国においてBEPS対応の税制 改正への対応作業を進め、経済活動・価値創造の場所と課 税地を一致させ適正に納税するよう取り組んでいます。
過度な節税を目的とする無税または低税率国・地域
(いわゆるタックスヘイブン地域)への税源の移転を防止 し、各国の税制に従い適正な申告納税に努めています。
2016年3月期の法人所得税費用は、253,649百万円 で税引前当期利益に対する税負担率は31.0%でした。
諮問・報告
報告
フィードバック/申告/
指示など 申告/フィードバック
連絡(氏名は非公開)/ フィードバック
コンプライアンス体制図
代表取締役社長 経営会議 KDDIグループ企業倫理委員会
企業倫理ヘルプライン 全従業員
コンプライアンス
KDDIのリスクマネジメント・内部統制活動
KDDIは、経営目標達成を阻害する要因をリスクと位 置づけ、これを一元的に管理するリスク管理部門を中核 とした体制を整えています。また、グループ全体の持続的な成長を実現するため、 子会社などを含むグループ全体で、内部統制システムの 整備・運用、リスクマネジメント活動、およびリスクが発 現しにくい企業体質を実現するための業務品質向上活動 を推進しています。
2016年3月期は、経営目標を確実に達成するために、 過去に顕在化した課題のほか、高品質なネットワークの 提供、商品やサービスにおける競合他社との同質化、新 規事業領域への進出などの事業環境の変化を踏まえ、重 要リスク32項目を設定し、リスクの予見、重要リスクの 低減活動、リスクアプローチによる内部監査を実施しま した。
内部統制報告制度への対応
2009年3月期から適用された金融商品取引法に基づ く内部統制報告制度への対応としては、財務報告の信頼 性を確保すべくKDDI本体および国内外の主要なグルー プ子会社の内部統制システムの構築を行い、内部統制評 価を実施しました。評価結果については内部統制報告書 として取りまとめ、2016年6月に内閣総理大臣に提出 し、投資家の皆さまに開示しています。
内部統制責任者(KDDI 33名、KDDI グループ各社計29名)
本体事業部門 子会社
事務局 事務局 事務局
各組織 各組織 各組織
本体コーポレート・ サポート部門 内部統制統括責任者(8名)
リスクマネジメント本部 内部統制部
・実行計画策定 ・全体進捗管理
・実行部門の活動支援 経営者による評価を監査
内部統制システム構築の基本方針決定
内部統制の評価、公表
KDDIグループ
取締役の業務執行に係る法令定 款に照らした監査
内部統制活動の推進体制
監査役 取締役会
会計監査人 経営会議(社長)
知的財産の保護
KDDIは、会社の知的財産の創造、保護、他者の知的財 産の尊重を「KDDI行動指針」の基本原則で定めています。
さらに、KDDIが保有する発明・考案・意匠・商標の産 業財産権、ソフトウエアなどの著作権、技術ノウハウな どの不正競争防止法で保護される権利について、その適 切な管理および活用を図ることを目的に「知的財産取扱 規程」を策定しています。
KDDIは、高速・高品質かつ安心・安全な通信サービス をお客さまにお届けするため、LTEや5Gなどの通信速度 高速化、プライバシー保護などのセキュリティ技術など の研究開発を行っており、これらの成果として2016年 3月末現在で、国内約2,000件、海外約250件の特許を 保有しています。今後も知的財産を強化し、国内外での 競争力を高めていきます。
情報セキュリティの強化
KDDIは、約4,591万のauのお客さまをはじめ多数の 個人・法人のお客さまからお預かりしている情報の漏え いを防止するため、情報セキュリティの強化に努めてい ます。
KDDIは、経営層および営業・技術・コーポレート各部 門長を委員とする「情報セキュリティ委員会」を設置・運 営し、全社の情報セキュリティ管理状況を的確に把握す るとともに、情報セキュリティ強化のための各種施策を KDDI本体ならびにグループ全体へ迅速に展開できる体 制を整備しています。
2009年4月に、ISMS認証(注)(ISO/IEC27001)を全 社に拡大して以降、本ISMSの維持活動を中心に、情報セ キュリティの継続的改善を進めてきました。また、2013 年3月期は、2012年3月期に制定した「KDDIグループ 情報セキュリティ共通基準」に基づきKDDIグループ会 社の規程類の整備を実施しました。2014年3月期以降 は、グループ各社の規程に沿った運用 (PDCAサイクル) を適切に実施、またその状況を適宜監査していくことで、 KDDIグループ会社への情報セキュリティ・ガバナンス の強化を継続的に進めています。
(注) 情報セキュリティに対する第三者適合性評価制度。情報セキュリティ全体 の向上に貢献するとともに、国際的にも信頼を得られる情報セキュリティレ ベルの達成を目的とした制度。
リスクマネジメント/内部統制
KDDIは、投資判断に影響を与える会社情報について は、金融商品取引法および東京証券取引所が定める「有 価証券上場規程」などに則り、株主・投資家の皆さまに分 かりやすい形で、適時かつ公平な情報の開示を継続的に 行っています。また、「IR基本方針※1」をWEBサイト上で 公開し、IR活動についての基本的な考え方や情報開示の 体制などを説明しています。特に、決算期に開示する決 算情報については、「ディスクロージャー委員会」を設け て集中的に審議を行い、経営の透明性の向上と適切な情 報提供に取り組んでいます。
また、株主・投資家の皆さまよりいただいたご意見に ついては、経営層のみならず、社内にも幅広く情報共有 し、事業戦略、経営戦略上の貴重なご意見として参考に しています。
※1 IR基本方針は、取締役会の決議事項です
IR基本方針
KDDIは、株主・投資家の皆さまとの信頼関係の構築を 経営の最重点事項と位置づけ、企業価値経営の実践、積 極的な情報開示、コミュニケーションの充実をお約束い たします。
活動指針3ヵ条
KDDIは、以下の活動指針に基づいたIRを実施するこ とで、株主・投資家さまとの長期的な信頼関係を構築し、 企業価値の最大化を図ります。
開かれたIRを目指します
誠実かつ公平な情報開示により、株主・投資家さま に対する説明責任を全うするとともに、双方向性を重 視し、株主・投資家さまとの対話を大切にします。 能動的なIRを実施します
常に新しい発想でIRを展開することで、より多くの 皆さまにKDDIを知っていただくとともに、さらなる 理解促進に努めます。
組織的なIRを展開します
経営トップのリーダーシップのもと、グループ企業 を含めた全役職員が、企業価値向上の担い手として組 織的なIRを行います。
コミュニケーションの充実 企業価値経営の実践
積極的な情報開示
企業価値の最大化 株主・投資家さまとの信頼関係
2016年3月期のIR活動
コミュニケーションの充実経営陣から当社業績を直接説明する場として、決算説 明会を四半期ごとに開催しているほか、国内外の投資家 の皆さまとの個別ミーティングやスモールミーティング の実施、証券会社主催の各種カンファレンスや個人投資 家向けセミナーの実施など、コミュニケーションの充実 に継続的に取り組んでいます。
また、株主・投資家さまのご意見・ご要望を、タイム リーに経営にフィードバックしています。
これらの取り組みが評価され、KDDIは、Institutional Investor誌の「ベストIR企業ランキング2016」の「Best IR Professional 通 信 部 門 」に お い て1位、「Best IR Company 通信部門」において2位にランキングされま した。
2016年3月期IR活動実績
機関投資家との個別ミーティング 977回
決算説明会 4回
海外ロードショー 11回
個人投資家向け説明会※2 62回
※2 証券会社の個人投資家営業員向けを含む
積極的な情報開示
決算説明会の模様をWEBサイトにて動画配信してお り、同じ内容を英語でもご覧いただけるようご用意して います。また、決算短信をはじめとした各種決算資料、財 務・業績データ、コーポレート・ガバナンス関連情報な ど、掲載情報の充実を図っているほか、各種ブラウザ・ス マートフォン・タブレットなどマルチデバイスへの対応 も行っています。
当社のIR活動の成果として、2016年3月期は、大和イ ンベスター・リレーションズ株式会社の「2015年イン ターネットIR・優秀賞」に選ばれたほか、モーニングス タ ー 株 式 会 社 の「Gomez IRサ イ ト 総 合 ラ ン キ ン グ 2015」に お い て3位、日 興 ア イ・ア ー ル 株 式 会 社 の
「2015年度 全上場企業ホームページ充実度ランキング」 において総合ランキング5位に選出されるなど、高い評 価をいただくことができました。
情報開示とIR
Governance
サービス品質管理体制
KDDIは、光ケーブルや携帯電話基地局をはじめ、多く の通信設備を保有しており、全国に設置したテクニカル センターなどの運用部門で保守・管理を行っています。 また、全国の通信状況はオペレーションセンターにおい て24時間365日体制で集中監視しており、障害が発生 した際には適切な通信制御を行うとともに、全国の運用 部門と連携して復旧を行います。サービス品質に関して は、マネジメント体制のもとで、独自に定めた厳しい基準 に従って設備運用体制を構築・分析・改善することで、常 に高品質で安定した通信サービスの提供に努めています。
大規模自然災害事業継続計画(BCP)
KDDIは、2011年3月に発生した東日本大震災の経験 を踏まえて、全部門横断型の「災害対策プロジェクト」を 立ち上げ、2011年10月に「大規模自然災害事業継続計 画(BCP)」を策定しました。同計画は、「社員とその家族 の安全確保」および「指定公共機関として通信サービス 継続の責務を果たす」ため、さまざまな施策を講じてい ます。具体的には、災害発生時の初動から本格復旧まで の各フェーズの対応を詳細にルール化するとともに、固 定・移動回線の全面停止に備えて全国の主要拠点を結ぶ 衛星ネットワークを構築しています。また、災害発生時 に迅速に避難所への支援ができるよう、あらかじめ派遣 要員を選任し、必要品を備蓄することなどを定めていま す。こうした体制強化に加え、災害時における初動対応 に重点を置いた「災害対策訓練」を全国各地で積極的に 展開しています。
2016年3月には、災害対策本部を中心とした各対策 室をはじめ、全国の各総支社を通信機器で結び、首都直 下型地震を想定した「災害対策訓練」を実施しました。訓 練では、被災想定を訓練開始まで一切開示しない「ブラ インド方式」を採用するとともに、被災直後の通信全断 を想定し、衛星ネットワークのみの通信環境下で災害対 策会議を行う訓練を実施しました。
訓練対象となる非常時参集メンバー約300名の参加者 は、訓練開始と同時に提示された被災想定を読み解くと ともに、時間経過にあわせて開示される新たな被災想定 も考慮した訓練を行いました。本訓練を通じて明確と なった課題や改善点は、今
後の大規模自然災害事業 継 続 計 画(BCP)に 反 映 し、より強固な災害対策の 基盤構築に役立てていき ます。
高度情報化社会において、通信サービスはもっとも重要なライフラインであ り、自然災害やサイバーテロなどによる通信サービスの阻害は、社会・経済そ のものを低迷させる大きな要因となります。24時間365日安定した情報通信 サービスを提供し続けるため、KDDIは、大規模災害時の経営体制として「事業 継続計画(BCP)」を策定するとともに、サイバー攻撃に対する検知・分析、防 御に向けた強固な体制を構築しています。
2016年3月期のKPI 災害対策訓練において 抽出された課題改善率 目標
100
%▶
実績100
%KDDIのCSR重要課題
【重要課題】安定した情報通信サービスの提供
商品品質+品質基準の策定・更新
(企画品質、設計品質、適合品質、運用品質) PLAN (Aim & Standard)
商品品質に準じた設備の構築
(ネットワーク構築、監視設備、運用体制など) DO
品質基準の満足レベルを分析
(稼働率、故障率、お客さま満足度など) CHECK
品質基準を満たさない項目に対する対策実施 ACTION
全国の総支社を通信機器で結んで行わ れた災害対策訓練